『看護覚え書』に学ぶ生活科学ガイドブック【教員用】
『看護覚え書』に学ぶ生活科学ガイドブック【教員用】
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「ワークノート」をつかった生活科学の授業を進める教員のためのガイドブック
『看護覚え書』に学ぶ生活科学ガイドブック【教員用】
小河一敏 著
- B5判 208ページ
- 定価:5,280円(本体4,800円+税)
「生活科学」の授業を進める教員のためのガイドブックです。
学生用のワークノートに沿った授業展開の方法、ポイント、例を詳しく案内しています。
全15回の授業で、学生はグループ内のワークや議論を重ねながら、徐々に『看護覚え書』に書かれた法則性と自分自身の生活とのつながりを見出していきます。学生の生活が目に見えて変化し、学生の頭に体系だったイメージが構築されていくのを目の当たりにするのは、教員にとってもうれしいものです。
なぜ、大学生が、授業で、生活の改善を学ぶのか? その手がかりとして160年前に書かれた『看護覚え書』を読むのはなぜか? これらの「なぜ?」への答えが「生活科学」のユニークな特長を伝えています。
この授業を開発した宮崎県立看護大学の小河一敏氏は、日本看護学教育学会が選ぶ2019年の「看護ハナマル先生」として「生活科学」の模擬授業を公開しました。
著者紹介
小河 一敏(おごう・かずとし)宮崎県立看護大学准教授、普遍分野「自然界と看護」担当。大阪大学理学研究科博士課程修了。開学以来20数年、同大学で看護のための教養教育に取り組み、『看護覚え書』を理解するための自然科学教育ならびに『看護覚え書』を体得するための生活科学教育を構築・実践する。